一般財団法人 桂石文化振興財団
歴史画研究会

最 新 情 報

第3回 「歴史画研究会」

◎第3回「歴史画研究会」開催報告

令和6年(2024年)10月12日(土)、「吉德浅草橋本店」4階ホールをお借りして第3回「歴史画研究会」を開催し、多くの皆様にご来場いただきました。

 今回は「師弟で紡ぐ『歴史画』の彩り」と題した今回は、小堀鞆音と弟子たちとの関係について、

益子実華氏(船橋市教育委員会) 「残された資料からみる二人の関係―小堀鞆音と磯田長秋―」

林直輝氏(日本人形文化研究所所長、当財団理事) 「磯田長秋と安田靫彦―重要文化財「黄瀬川陣」制作秘話―」


というお二人の講演を開催しました。


また、歴史画をはじめとした12点の作品を展示しました。
9点の長秋作品では勿来の関での源義家の
 ~吹く風を 勿来の関と 思えども
      道もせに散る 山桜かな~(『千載集』)

や富士を仰ぐ山辺赤人の
 ~田子の浦に うち出でて見れば 白妙の
        富士の高嶺に 雪はふりける~(『万葉集』)
など名歌の情景を描いた作品で「見て楽しめ、知って更に楽しめる」歴史画の魅力を紹介しました。

鞆音の作品では「忠度謁俊成図」(入江為守所蔵版)の下絵などを展示しました。こちらは「鞆の会」会報第15号(最新号)で小堀桂一郎氏のご解題により紹介しました。「鞆の会」にご入会いただけますとお読みいただけます。

次回の「歴史画研究会」は来年3月に八王子市内で開催予定です。ぜひご来場ください。



会場の様子

ご講演中の林さん
全9点の長秋作品
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「忠度謁俊成図」(入江為守所蔵版=下絵)

◎第3回「歴史画研究会」開催告知

令和6年(2024年)10月12日(土)、当財団は株式会社吉德浅草橋本店4階「吉德これくしょん展示室」で第3回「歴史画研究会」を開催いたします。
 この「歴史画研究会」は小堀鞆音の作品を中心に歴史画全体についての学術・美術研究を行い、歴史画の価値を再興する活動の一環として、歴史画家や有識者の方にお話をいただき、かつ歴史画自体を皆様に御覧いただく機会です。

 今回は「師弟で紡ぐ『歴史画』の彩り」と題し、小堀鞆音と弟子たちとの関係について、

益子実華氏(船橋市教育委員会) 「残された資料からみる二人の関係―小堀鞆音と磯田長秋―」

林直輝氏(日本人形文化研究所所長、当財団理事) 「磯田長秋と安田靫彦―重要文化財「黄瀬川陣」制作秘話―」


というお二人の講演を開催します。

また、長秋と鞆音が描いた直筆の歴史画を約10点、会場で特別展示する予定です。

 

日時:10月12日(土)
   午後2時30分より午後4時30分まで、
 ※ 開場予定は午後2時

場所:株式会社吉德 浅草橋本店4階ホール

 ※ JR中央・総武線(各駅停車)と都営地下鉄浅草線の浅草橋駅からすぐです。
  (鉄道などでのご来場をお願いいたしますが、ご都合のある方は事前にご相談ください。)

参加費:事前申込 1600円
    (下記QRコードよりお申込みください。)

 ※ 当日参加は2000円となります。
   事前のお申し込みを推奨いたします。


当日に鞆の会のご入会も承ります。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。


人数把握のために、事前申込みをお願いしております。

過去の開催情報

◎第2回「歴史画研究会」開催報告
 令和6年(2024年)3月9日(土)、八王子市生涯学習センター「クリエイトホール」で第2回「歴史画研究会」を開催し、今回も約30名の方にご来場いただきました。
 最初に小堀馨子(当財団代表理事)による発表「小堀鞆音作『経正詣仁和寺宮』の諸背景」を行いました。
 続いて、座談会「歴史画と甲冑武者」として、山田道則氏(歴史画家、当財団評議員)、豊田勝彦氏(凾工、当財団理事)、山田怜門氏(日本甲冑武具研究保存会、名古屋刀剣博物館学芸員)のお三方による学識豊かで楽しいトークをお楽しみいただきました。
 また、会場では『経正』図や山田道則『重忠-花と座す』等の各歴史画を展示し、林直輝氏(日本人形文化研究所所長、当財団理事)から随時ご解説を頂き、こちらでも盛り上がりました。
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山田道則

「花と座す」(畠山重忠像)

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◎第1回「歴史画研究会」

令和5年(2023年)10月8日(日)、当財団は株式会社吉德浅草橋本店4階「吉德これくしょん展示室」で第1回「歴史画研究会」を開催いたしました。
この「歴史画研究会」は小堀鞆音の作品を中心に歴史画全体についての学術・美術研究を行い、歴史画の価値を再興する活動の一環として、歴史画家や有識者の方にお話をいただき、かつ歴史画自体を皆様に御覧いただく機会です。
その第1回では約30名の方にご来場いただきました。会場では林直輝氏(日本人形文化研究所所長、当財団理事)による「小堀鞆音作『七福神』図の制作過程解説」(中図はその下絵)、令和5年の年賀状や今回のポスター(左図)で使用した『波兎図』のアート活用などの発表を行い、休憩時間などでは会場に飾った約10点の歴史画をご来場の皆様に鑑賞していただきました(右図背景)。
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